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バキューン、ひとり暮らし。Part:4.「感覚」

ムナーリさん、
”生活”って、なんだろう?
Photo :ムナーリ展(汐留クリエイティブセンター)
生活する部屋についての、感覚的なこと。
”いるか”の名前を持つ、初めての一人暮らしのマンション。
今思うと、なんだか変な作りなマンションだった。
なんというか....めちゃくちゃ変形しているワケでもないんだけど、
マンション自体が、船のような感じだった。
廊下や階段が、船の中のような.....
部屋に入るのが、まるで船室に入るような感じ。
私は、結構すきだった。
今、思い出しても、この部屋のコトはすきだ。
霊感とか、そういうのも、
そんなに鋭くない方だし、もう選んじゃったマンションについて
あんまり気持ちの良くないことも考えたくなかったので。
しかし、当時つき合ってた彼は、
あんまり気持ちがいい部屋では、なかったらしい。
部屋が、彼にはなぜか重たかったようだ。
実際、彼に対しては、なぜか気持ちの悪いことも起こった、らしい。
ってなコトを聞かされて、
自分一人になったとき、どーすりゃいーんだぁ?!
コワい話なんて、きかない方がいい。
それに、部屋とは、「相性」というものも、あるのだろう。
ある人には、気味が悪くても、
ある人には、大丈夫だったりする。
部屋は、私には、悪さもしないし、脅かしもしなかった。
私は、
10代の頃、住んでいた実家の自分の部屋が、
結構、気持ちの悪いコトが、時々起こる部屋だったので、
そういう得体の知れないものへの恐怖心にフタをして無頓着でいるコトが
得意だったのかもしれない。
だって、実家の自分の部屋だもの。
どーしよーもないじゃん。自分は子供だし。
さて、
”いるか”の名前を持つ、初めての一人暮らしのマンション。
マンションの真ん前に、適度な大きさの公園があって
それもとても気に入ってたんだけど、
住んでいる時、よく夢を見た。
このマンションが夢にでてくる。
マンションの窓から、飛んでいったり、
マンションの玄関から出て行って、真ん前の公園が大きくゆがんでいたり、
船の中みたいな、廊下や階段を
ずっと上ったり、下ったり。
知らない部屋に辿り着いたり。 など....
どれも、なんだか生温い空気だった。
コワくはなかった。
とても、感覚に響いて来る夢ばかりだった。
”いるか”の名前を持つ、初めての一人暮らしのマンション。
まだ、あるのかな?
■「バキューン、ひとり暮らし。」過去ログ。
バキューン、ひとり暮らし。Part:1.「寝」
バキューン、ひとり暮らし。Part:2.「食」
バキューン、ひとり暮らし。Part:3.「住」
バキューン、ひとり暮らし。Part:4.「感覚」
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